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第7話 牛にまつわる過去

外回りが終わり、ようやく自分の席に帰還。
今日は暑かったですねぇ。

「すき家」も牛丼を全店停止した昨今、なぜかふと思い出した
牛にまつわる話。今回は5年程前の話です。

それは忘れもしない5年前の12月の事でした。
友人A、Bと20時頃に軽く食事を済ませ、珈琲の飲めそうな
ファミレスを求め車で彷徨っていました。
チャレンジ精神旺盛であった当時の私達は、まだ入った事の
なかった某パン屋のレストランへ入る事になりました。
入るとまず驚いたのはウエイトレスのおねーさんがサンタ仕様
になっていた事。(そういう系の店ではないです。念のため。)
で、そのおねーさんからメニューを受け取ってさらに驚愕。
珈琲を飲みに入ったはずなのに、珈琲単品でのメニューは皆無。
メニューには「クリスマス限定メニュー」の文字が踊り、
その下には3つのメニューしか載っていません。
この限定メニュー、コース料理で最低価格が3980円。
飯は既に食いました。
 「おい、まだ食えるか?」
 「量にもよるが多分イケル」
 「今更店出るとかできねーよなぁ」
全員昼間買い物に金を使い果たし、残金は各々5000~6000円。
覚悟を決めてコースの内容を各自吟味。
 「じゃあ俺はこの一番安いヤツ」
 「俺も」
友人2人は安いコースに決めたようです。
私もそれにしたかったのですが、最低料金メニューのメインが
「鶏」
無理です。鶏嫌いの私には食えません。
仕方なく次に安いメニュー・・・4980円!?をいをい、私の残金は
5000円と小銭ですよ。しかし、食えないモノを頼むわけにもいかず、
結局4980円のコース。心の中で泣きました。

次に困ったのがコースという形式。自分の前にスプーン、フォークが
数種類並べられました。
 「をい、どれ使えばいいんだ?コレ」
 「知るか」
当時は結婚式などに招待される機会もなく、そういうもの
の知識は皆無でした。
 「外側から順に使っていく・・・ハズ」
でかした、友人A!それで行こう!!

・・・食事が終わって
 「何か疲れた」
 「のんびり珈琲飲む為に店探してたんだよな?俺達」
結局のんびりするどころか神経をすり減らし帰途につく
事となりました。
まぁ、若い頃は色々あるもんですが、あれだけはいつまで
たっても記憶から消されることはありません。数多い恥の
歴史と共に・・・。
by mkom00 | 2004-02-06 16:58 | 第1~100話
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