今年一発目の更新です。
ですが、あまり景気のいい話でないのが残念です・・・。
去年先月の30日に祖母が他界しました。
93歳の大往生とも言っていいくらいの長生きでした。
田舎にあまり顔を出す機会がなかったので、元気な
祖母を見たのは何年前の事だったか・・・。
一緒に暮らしている訳ではなかったので、亡くなったという
感覚がありませんでした。田舎で普通に畑仕事でもやって
元気に暮らしている、というイメージしか湧きません。
ですが、連絡を受けて田舎に着いて、遺体を見て初めて実感しました。
手は冷たく、息もなく、呼びかけても目は開かない。
死とはこういうものなんだ・・・。
でも、幸いな事に、祖母は大きな病気もなく天寿をまっとうし、
最期は眠るようだった、と皆が言っていました。
病気で苦しんで、じゃなかったのは良かったと思います。
葬式もいたって和やかムード。
皆、別れを惜しむ、というより「頑張った」という意見が多数を占めていました。
祖母もこれなら安心して眠れるのではないでしょうか。
・・・ただ、余計な事なのですが、
田舎の葬式はしきたりやら何やらで理不尽な事が多すぎます。
部落の長老やら、同姓の近所の人たちが集まって、その人たちにお伺いを
たてながら事を進めねばなりませんでしたし、その都度文句を言われました。
葬式のお手伝い、近所の人が手伝ってくれる、というのはありがたかったのですが、
お手伝いとは名目だけ、あまり働かないのにお礼の商品券と余った酒、食べ物
根こそぎ持っていかれました。
まぁ、その辺は譲ったとしても、一番理不尽だと感じたのは、火葬場で焼いた後に
遺骨を親族に持たせなかった事。
位牌や写真などは親族で持ったのですが、骨壷はならわしだから、と言って
地元の人が持っていってしまいました。
しかも、その持っていく人、喪服を着ているわけではなく、普段着。
どうなんでしょう?百歩、いや万歩譲って、その人が骨壷を持っていくとして
服装くらいはキチっとすべきでしょう。
納得いかない事だらけでした。