人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第64話 参加する事に異議がある!?

上着着てるとじんわりと汗が。
春が来てますねぇ。

五輪とは
『参加する事に意義がある』
はずだったと思うのですが、どうやら間違いのようです。
テコンドーという競技があります。これは空手に似て
ますが、主に蹴り技で戦う朝鮮の格闘技です。
2000年にオリンピック種目となり、岡本依子選手が
当時銅メダルを獲得しました。
で、4年後の今回アテネ。代表選考会を勝ち抜き、再び
岡本選手が代表権を獲得しました。
が、選考会以前に何やら日本のテコンドー協会にて内紛が
あったらしく、2つに分裂してしまったそうです。
選考会自体は分裂した協会が合同で行い、代表を選考
したらしいのですが、JOC(日本五輪委員会)は
「協会を一本化しない限り、五輪への選手派遣は認めない」
と、分裂した協会に合流するように脅迫したそうです。
ここで、素直に脅しに屈していれば何の問題もなかった
のでしょうが、複雑な事情があるらしく未だ一本化には
至ってないようです。
こうなると、代表権を獲得したハズの岡本選手。
折角勝ち抜きながら、周囲の都合により五輪出場が
危ういです。岡本選手の両親が何とか出場できるように
街頭にて95000もの署名を集め、JOCに提出したそうですが、
「気持ちは分かるが、9万5000通の署名を預かったからといって、
 JOCの決定が覆ることはないと思う」
と署名の受理を拒否されたそうです。
あまり大々的に活動していないから95000程度であって、
全国的にやっていれば5,6倍の数は集められると思います。
JOCは何が気に食わないのでしょう?確かにゴタゴタはあるの
でしょうが、選手自体には関係が無いと思います。
何か利権でも絡んでるんでしょうか?裏に何かある、と変に
勘繰ってしまう私はヒネクレ者でしょうか?

とにかく、選手にそういった事を気にしないで競技に
集中できる環境をつくるのがJOCなどの責務だと
思いますがね。
メジャーな競技だと対応はひと味もふた味違うのでしょうが。
by mkom00 | 2004-03-31 11:03 | 第1~100話
<< 第65話 なぜこの時期に!? 第63話 振り向かない事さ  >>