カテゴリ:第1011~1020話( 15 )

第1020話 はじまりの日

「ラー油?」
ブッブー!
ハズレ音が響く。
料理屋で食材当て。

・・・
・・・・・・
今日もダメだった。
自分の部屋へ護送されるなか、一様に脱力している車中の数人。
故郷へ帰れるのはいつの日か。。。

・・・話は数ヶ月前に遡る。
仕事を終えて家路に就く電車の中、つい居眠り。
終点を乗り過ごし、そのまま車庫に連れていかれたらしいのだが、そこで何者かに拉致された模様。

気がつけば何やら中華風の建築様式の部屋に寝かされていた。
窓から外を見ると雰囲気からして日本ではない。
軽いパニックになり、部屋を出ると歩いている男がいた。

掴みかかるようにしてここはどこか?
と尋ねると、ヤレヤレといった感じの残念顔で
「あぁ、新入りか」
とだけ言われた。
訳がわからず、どういうことか?
と更に詰め寄る。

男の話によれば、ここは中国のどこか。
この建物には総勢12名の人間が集められてる。
で、1日に一度、呼び出され、ある課題をさせられる。
その課題を見事クリアすれば晴れて故郷へ帰してもらえる、らしい。

愕然とする。
何でそんなお遊びに付き合わねばならないのか?
そんなことをしてやる義理はない。
「帰る!」
踵を返して去ろうとする私に
「どこへ?」
と問う男。
「もちろん家へ」
「どうやって?」

少しの沈黙。
そうだ、ここが中国というのなら日本の大使館があるはずだ。
そこに駆け込めれば、身柄の安全は確保され、帰ることができる。

その考えを伝えるとまたもヤレヤレといった顔で
「試してみればいい」
と大使館までの地図とそこまでの交通費をくれた。
ただ、今日はもう遅いので明日にしたらいい。
そう諭され、はじめに自分が寝かされていた部屋へ戻った。

明日は帰るんだ。
こんな馬鹿馬鹿しいことに付き合ってられるほど暇じゃない。
怒り疲れ、その日は眠ったのであった。
翌日からその馬鹿馬鹿しいゲームが自分の生活を左右するとも知らず。。。
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by mkom00 | 2010-09-05 16:12 | 第1011~1020話

第1019話 こうして

今日は早く帰ってこれた。
寝たのは12時前。
明日の朝までグッスリ寝よう。。。

皆で離島で行われる自転車イベントへ来た。
青い空、白い海、普段のビルに囲まれたコンクリートジャングルから解放です。

時間は昼を少し回ったところ、天気もいい。
下見も兼ねてさぁ漕ぎ出そう!
他の連中はクラゲは浮いてても浜辺で遊ぶ、と海へ行く。

軽快に海辺を走り、その後は山岳コースへ。
少しのアップダウンを堪能してから折り返し。
残りは明日にとっておこう。

折り返すとき虫に刺されたのか背中や腕が無性に痒い。
こりゃ早く戻ってキンカンだな。

旅館の飯は美味かった気がする。
風呂も良かったと思う。
では明日に備えて就寝。

・・・翌朝。痒さで目が覚めた。
何か虫に刺されたところが赤くなってイボのように盛り上がってる。
掻いたらそこが破れて血が出そう。
そんな部位が体の至るところに。。。
さすがに奇妙なので病院へ行こうとするとそれらのイボが猛烈に痛む。
見ると、そこからは何か昆虫の足が出てきている。
まさかこのイボは・・・。
全身できているイボから一斉に虫が羽化!
と、引き換えに食い破られた皮膚からは血が吹き出す。
大量の血と、自分からグロテスクな虫が出てきた、ということに耐えられず、意識は遠退いていった。。。

・・・ガバッ!!!
目が覚めると自分の部屋。
自分の体には何の異常もみられない。
・・・夢か。。。
それにしてもリアルな夢だった。
まだ腕に痛みが残っているようだ。

時計は深夜2時を回ったあたり。
また寝直す気にもなれない。
またあんな夢を見そうな気がして。
こうして寝られない日々は続いていくのです。。。
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by mkom00 | 2010-09-04 02:49 | 第1011~1020話

第1018話 最後にのこったもの

本日、三回目の病院へ行ってきました。
薬が効かないことを聞くと、今度は新しい薬を処方してくれました。
気長に治していきましょう。
それまでに自分はもつのか?
自信はありません。。。

夢を見ました。

家に帰ると皆がいるのです。
小学校時代の友人、高校時代の友人、大学時代の友人、親戚、今までの会社の同僚たち。。。

私の部屋は7.5畳しかありませんが、不思議と皆は部屋の中にいるのです。

帰ってきた私を見ると、皆が寄ってきます。
で、何も言わずに私の肩に手を置いたり、手を少しだけ挙げて挨拶したりして私の後ろにある出口から帰っていきます。

ひとり、またひとり。
どんどんと減っていきます。
そして最後に部屋の真ん中にぽつりと残ったひとり。
見覚えはありません。
うつむいていて顔は見えません。
背丈は小さな子供のよう。
近づいてしゃがみ、下から顔を覗き込もうとしたそのとき。
腹に鈍い痛み。
いや、痛くはない。
でも、認識としてはこれは痛いんだろうと思います。
突然、その子が顔を上げました。

赤い目、赤い口が印象的、というかそれしか記憶に残っていません。

力なく倒れる私。
子供は私に近づき腹に刺さった包丁を抜き取り、今度は大きく振りかぶり・・・。
あとはもう記憶はありません。
その続きがあったかもしれませんが、私に残っているのはそこまで。

・・・眠るのが怖い、と言ったら笑われるでしょうかね?
それが根本原因ではないでしょうが、私の睡眠障害の一翼を担っている気はします。
夢はやっぱり覚えていない方が幸せなんでしょう。
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by mkom00 | 2010-09-01 02:02 | 第1011~1020話

第1017.9話 根元から折れた

何だか周りが全てテキに見える。

でもそれは私が全ての原因。

マトモに仕事ができない私が悪い。

会話がうまくできない私が悪い。

やるべきことを忘れる私が悪い。

神経を逆撫でするようなオドオドした態度をとる私が悪い。

でも一番悪いのは、人の厚意を無下にする私の狭いココロ。

見方を変えればいくらでも好意的に見える。
その人の心がけ次第なのに。。。

もう自分が何をしているのか?

どんなに苦しい状況なのか?
医師に伝える表現力もない。
と、いうか自分でもわかってない。

目には映らない病を治す術はない。
最期の揺らめく小さな灯火が消えたとき、生きた屍が出来上がるだろう。
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by mkom00 | 2010-08-30 23:44 | 第1011~1020話

第1016.75話 なくしたカケラ

何だかぽっかり空いてしまった穴。
というか、こう、非常に心許ない気分。
あの別れから初めての週末。
不安、なんでしょうかね。
身軽になったと言えば聞こえがいいですが、
いるべき場所にいるべきヤツがいないことによって
孤独感がより一層増してますよ。
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by mkom00 | 2010-08-29 20:00 | 第1011~1020話

第1017.5話 ココロに空く穴

さよなら。

今までの私に潤いをくれていたアナタ。
それを失い、私はこの先大丈夫か?

自ら決断しておきながら、この別れは私を大きくするのか?と自問自答する日々。
でも踏み出してしまった。
今さら後へは戻れない。

でも最後に一言だけ。
「ありがとう。大好きだったよ」

そんな言葉も自己満足なだけでしかないのかもしれない。
それでも、今までの楽しかった日々が消える訳じゃない。

だから言える。
「ありがとう」
と。
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by mkom00 | 2010-08-22 23:39 | 第1011~1020話

第1017話 自分たちの首を絞める愚かさ

あまりにおバカに金を遣ってしまったので我が家は逼迫状態。
とりあえずダイエットになるから食費を削ろう。

毎週、二子玉川近辺の河原を自転車で走っていますが、バーベキューやってる連中、ありゃ酷い。
ゴミは散らかすわ、サイクリングコース塞いで肉焼いてるわ、大音量で音楽かけてるわ、もはややりたい放題。

年々酷くなってますがありゃいったい誰が取り締まればよいのでしょう?
河原だから国土交通省?
たまに見回りにくる国交省のスクーターのおっちゃんがいますが、何も言わず素通り。
ま、何か言おうものならボコられるのは必至でしょう。仕方ない。
では警察?
微妙なところですよね?
道にはみ出して焼いてるヤツは道路の不法占拠でしょうか?
騒いでるヤツラは騒乱罪?
しかし、逮捕どころか注意してるのも見たことありません。
すぐそこに交番があるのに。。。

で、まぁ困った行政が手始めにやった対策が駐車場の有料化。
金がかかるとなれば人も減るだろうという目論見。
が、有料化といっても雀の涙ほど。
10人20人で割ってしまえば痛くも痒くもありません。
で、またまた打ち出したのがバーベキューをやることの有料化。
具体的にどんなことをするのかわかりませんが、やるなら法外な値段を吹っ掛けないと駐車場の二の舞です。
1時間3万とかなら誰も寄り付かなくなると思いますがね。

ちなみに、大音量の音楽というか雑音を撒き散らしていたバカにマスゴミがインタビューしたところ、
「電車の通る音だって騒音」
「聞く人によってはこの音楽は心地いい。ひとそれぞれ」
なんて抜かしておりました。
主観的にみりゃそうかもしれんが客観的にみて騒音と感じる人間が大多数だということに気づいていない。
私も大層なバカヤロウですが、もっと頭の悪いヤツもいたもんです。
自分の勝手を押し通し、その結果自分たちを不利な状況に追い込んでることになぜ気づかないんでしょうか?

さて、この顛末どうなるんでしょうね?
来年の夏は誰もいない静かな河原になるのか、それとも相も変わらずバカ騒ぎがつづいているのか?
行政の本気度合いが見物です。
はっきり言って私は邪魔なんで全て排除してほしいですがね。
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by mkom00 | 2010-08-19 23:13 | 第1011~1020話

第1016話 自分がどれだけ矮小か

近所のイトーヨーカドーが三十数年の歴史に幕を下ろすようです。
たまに買い物に行っていたので、なくなるのは残念な限り。
駅の目の前なのに潰れてしまうとは、不況恐るべし、です。

精神科通院二回目。
初日に薬を飲んで苦しくて起きたこともあり飲むことを止めていましたが、「そんな副作用はないはずだ」と医師に言われ、お話しにならない、という顔をされました。
かくして、また二週間それを飲んで出直すことになり、その日は5分程度で診察終了。
またあの苦しみがあるかもしれないと思うと怖くて飲めないのですが、無理にでも飲まねば話は進まないので仕方なしに飲んでおります。
まぁ、初めての時みたいに苦しくはなかった(と思う)のですが、同時に処方された睡眠薬を一緒に飲んだら今度は常に眠気。
ちょっと気を抜くと眠ってしまうようになってしまいました。
仕事中、食事中、しまいには歩行中にも。
日常生活に支障がでてきてますが薬を止める訳にもいかず、もはや気力の勝負。
根性なしで定評のある私なので、いきなり眠りこけて車に轢かれたりがあるかもしれませんね。
まぁ、仕方ありません。

しかし、薬のこと話しても頭ごなしに「薬飲め」「話はそれからだ」、と聞く耳もたない態度を医師にとられると、ホントにこの人でよいのか?と疑問に思ってしまいます。
一度不信感を持ってしまうと全てに疑問を持ってしまいます。

ま、多分私が全て悪いのでしょう。
最近ようやくわかったのですが、私は人をイラつかせる才能があるみたいです。
上司、同僚、友人、関わる人は皆だいたい数十分で不快な気分になるみたいです。
それが手に取るようにわかるので人と会いたくなくなるんですね。
とりあえず医者も例外ではなかったということです。

ま、こんな人として最低ランクに位置するカスでバカな私が立派なセンセイ様に異議を唱えることなんて大それたこと。
黙って言うことを聞いてりゃいいんですよ。
それが世の中の道理ってもんです。
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by mkom00 | 2010-08-19 22:34 | 第1011~1020話

第1015.5話眠れぬ夜に思うこと

夜の闇は人をおかしくする。

深夜に突然お腹が減る。
自転車で70km超走り、車の修理に車屋へ行き、夕飯食べずに寝たのでこれは自然な反応。

しかし、コンビニ弁当を貪り食い、
「ごはんを食べられるのは幸せなことだ」
と当たり前のことに感動する。
これはちょっと、おかしい。

昼間あんなに悩んでたことが夜空を見上げるとどうでもよくなる。
思考停止。
やっぱりオカしい。

少しうたた寝。
目が覚める。
またお腹が減る。
空腹をこらえて眠ろうとするも、夜の闇は私を捕らえて離さない。
まったくもってオカシイ。

気がついたら本日3回目の睡眠。
目が覚めたのは台所。
どうやら冷蔵庫に足をぶつけて正気に戻った模様。
寝ながら何かを探していたらしい。
いや、朦朧とした意識で「何か食べなくては」と義務感に駆られていた気がする。
これはゼッタイニオカシイ。

気がつけば朝も近い。
朝日を浴びれば正常に戻るだろうか?
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by mkom00 | 2010-08-15 03:54 | 第1011~1020話

第1015話 いまある悩み

健康診断の二次検診の結果が返ってきました。
「要精密検査」
から
「経過を見守る」
まで下がりました、脂質代謝。
まぁ、肝機能は例の医者との勝負があるのでまだ安心できず。
でも、少しずつ良化してきてるのはいいことだ。

もっかの悩み。
我が相棒、白シビくんのエアコンがきかないのです。
よって今の時期、日中に出掛けるのは自殺行為。
車中はサウナ、窓を開けても熱風しか吹き込まない過酷な状況。

そこへきて、例のエコカー補助金の終了とのお知らせ。
悩む、悩みます。
この先かかるであろう修理費、ガソリン代、そしてこのエアコン修理を考えればまさに今が買い時なワケです。

が、ですよ。
もはや10年以上の長きにわたり、苦楽を共にしてきた相棒です。
愛着たっぷり、家族みたいなもんですよ。
それにエアコン以外はすこぶる順調。
まだまだ走れそう。


たかが機械、されど機械。
ここで乗り換えるのは金のために裏切るようなもの。
でも、この機を逃すと負債は増え続ける。
・・・いや、そもそも負債と考える時点でもはやダメ。
ここで乗り換えるようではいつか大事な人を平気で裏切るような人間になってしまうような気がする。
やっぱり自分は最低なヤツだ。。。

しかし悩む・・・orz

・・・そもそもそんなに新車買う金なぞあるんだろうか?
貧乏中年には過ぎた願いではなかろうか?

だいたい、これから医療費だってかかりそうな状況。
無駄遣いは厳禁。

いや、まてまて。
この先にかかるコストを考えるとむしろ買い換えるほうが節約に繋がるのか?

いやいや、愛着のある車を手放すわけには。。。


・・・バカだ私は。
昨日からこれの堂々巡り。
エンドレス。
多分このまま刻だけが過ぎていくんでしょう。
嫌になる、ホント。
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by mkom00 | 2010-08-10 23:35 | 第1011~1020話