カテゴリ:第981~990話( 3 )

第990話 夏には早い話

ラーメンの大盛が食べられなくなりました。
以前なら、何の疑問もなく平らげていた量なんですが、
半分もいかないうちに苦しくなりました。
・・・これが老いってヤツですかね。。。

昨日からまたもや調子を崩し、朝から病院でした。
熱っぽい、声がでない代わりに咳がでる。
毎度の症状です。
こうも頻繁におかしくなると
「なにか変な病気なのではないか?」
勘繰ってしまうのですが、医者の診断は「NO」。
ただ単に免疫力が落ちてるからおかしくなるのだと。
・・・ナゼ免疫力が落ちてるのかは自分でわかってるつもりですがね。

さて、病院の待合室。
磨りガラスから外の光が射し込みます。
ふと目を向けると、磨りガラスの向こうにチラチラと黒い影。
患者さんが外で待ってるのかな?
・・・でもわざわざ暑い外で待たなくても。。。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・診察が終わって待合室に戻ってくると、まだいます。
確かもう、今日の診察受付は終わってたよな?
不思議に思いながら、処方箋をもらい本日の診察料を精算。

まだいますね。
なんなんだろ?
少し気になったのでその磨りガラスの外側を覗いてみました。

・・・誰もいない。
誰かいるのを確認してここにくるまで誰ともすれ違ってません。
私と会わないようにするにはお隣の民家の塀をよじ登らねばなりません。
わざわざそんなことする理由もないし、第一、私が気付きます。

・・・まさかね。。。
見ちゃった、なんてことはないですよ。
第一、そんなもんがここに来る理由がないですもん。
単なる町医者です。
人の生き死にに関わる大病を扱うなんて考えづらいし。

磨りガラスに何にも映ってなかった。
あれは私が疲れてただけさ。
知らん知らん。
・・・忘れよう。。。
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by mkom00 | 2010-06-26 22:58 | 第981~990話

第989話 そして消え行く定め

まさか3点も取るとは。
予想外の強い勝ち方にビックリ。
ここまで変わると実は今までのテストマッチは
周囲を油断させるためにワザと負けていた、とか勘繰ってしまいます。
まぁ、得点のうち2点はFKだから、あまりの過大評価は禁物ですが。。。

ここ最近の衰えがヒドい。
何しろモノを考えられない。
それに物事に対する意欲もほとんどない。
瞬間最大風速的に少し上がることはあっても、少し経つとまた元に戻る。

会話もできない。
何を言っているのか支離滅裂。
自分でも何だかわからなくなってくる。

毎日の睡眠不足が原因なのだろうか?

それとも、今の職場の過度のストレスが原因なのだろうか?

今週の水曜に1ヶ月待ってようやく予約のとれた睡眠障害の病院へ行くことになっていましたが、週初に起こったトラブルの関係会議でキャンセル。
次は未定。

一度会社のカウンセラーとの面談があったものの、現状を話すと「病院行け」の一点張り。
カウンセリングだけでは手に負えないと判断されたんでしょうね。

今すぐに専門的な治療が期待できない現状、何だかどんどん深みにハマってる気がします。

先に何も期待できず、現状の維持も難しい。
ここまで能力が低下してる人間を抱える余裕も会社にはないだろうし、やっぱり辞めるのが妥当なんでしょうか。

辞めて何か新しいことを始める気力もないので、この先私の人生は先の見えてる袋小路に行き着くのでしょう。

世の中は無能者には優しくできていないんですよ。
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by mkom00 | 2010-06-26 22:37 | 第981~990話

第988話 はじめてのよろこび

親戚の結婚式へ行ってきました。
ただひたすらにビデオ回してたのでのんびり料理を味わう暇もありませんでした。。。
そして私に課せられた使命、それは撮ったビデオを編集して親戚連中にばら蒔くこと。
あとで料金請求してやる( ̄ー ̄)

第四エイド。
それは最後の休息所。
見渡すと死屍累々。
あちらこちらで地面に横たわる選手たちがいます。
私もそんなひとりではありましたが、まずは補給です。

バナナ。
そして水分補給。
・・・ってか、スポーツ飲料が品切になってる(>_<)
やっぱりもうかなりの人間がここを過ぎていったのでしょう。
バランスよく栄養の補給できるものがなく、あるのは水のみ。
ないよりはマシ。
と、がぶ飲みするもののやはり吸収はよくない。

やむを得ず、近くにあった自動販売機からコーラを購入。
まぁ、コーラ好きですけどここまでヘトヘトなときに炭酸はどうなのか、と。
一応、糖分を補給するという目的はあったんですがね。。。

結構な時間横たわっていた気がします。
むっくり起き出したのは何やらバスが来たため。
見ると、それは路線バスではなく、貸し切りのバス。
中には、ありゃ今回参加の選手ですね。
いかにもな格好をした人たちが収容されています。
おそらく足切りにあって強制収容されたのでしょう。
ですが、変ですね。
時刻はまだ15時まわったあたり。
このエイドでの足切りにはまだ一時間くらいあります。
その時までずっと待っているのでしょうか?

そんな光景を見てしまうと何だか焦ってしまいます。
余裕はあるものの、急いで出立の用意。
水補給、バナナ再度補給。
さぁ、行こう。
残り30km程度の表記。
ちんたら走ったって16:30までにはゴールできるでしょう。
今回はちょっとした集団に混じってのスタート。
周りに人がいるというのはラクなもので、風よけにもなるし、ペースも作ってもらえる。
いいことずくめなんですが、いかんせん私と自転車のスペックはこれまでの激走で30%以下に落ち込んでました。
そもそもこの集団の平均スピードについていけませんでした。
坂に差し掛かるや途端に遅れだし、みるみる引き離される。
そうなると自分自身のテンションも落ちてしまい、さらにポテンシャルが落ちる。
もはや歩いてんだか止まってるんだかわからない速度。

ある程度落ち着いたところで前を見る。
既に集団は去り、私は独り取り残される。
もはやココロ折れる寸前。
しかし、ここで止まったところで回復アイテムは既になく、少しの休憩で大幅な回復は望めない。
少しでも脚を回して先に進むしかないのです。

そんな負け寸前の私に朗報。
「残り20km」
の標識。
あ、あと少し。
もうひと踏ん張りだ!!
息を吹き返す。
あ、あれに見えるは線路か?
確かスタート地点のスキー場は線路わきだった。
お、さらには駅が見える!
軽井沢駅か!?
さらにテンションアップ。
・・・
・・・・・・違うじゃん。
ぬか喜びです。
小さなロータリーのある素朴な駅。
そこは軽井沢ではありませんでした。

線路を越え、再び少しの山道。
周りには誰もいません。
再び襲う、迷子の恐怖。
あれ?確かゴールは線路沿いだよな?
なぜこんなに線路から離れるんだ?
疑問を覚えつつももはや間違っていたって進むしかありません。
「後退」
の二文字は存在しないのです。

しばらくは自分との対話。
脚痛い
胸が苦しい
休みたい

そんな自分をなだめすかしながら先を急ぐ。
もう既に足切りは存在せず、無理に急ぐ必要もないのですが、私には16:30までに着きたいワケがあったのです。

「16:30から閉会式やるからそれまでに帰ってきてね〜」
確か司会のにーちゃんが美崎さんに向けて言ってたハズです。
これには出たい。
とは言え、時刻は既に16時ちょっと過ぎ。
果たして何km残っているかわかりませんが、どうみてもすぐに着きそうにありません。
周りの風景はゴルフ場一色。
スタート兼ゴール近辺にはそんなものありませんでした。
と、いうことはまだ遠い。
こりゃ無理か。

諦めが入ったところで後ろから何やら近づいてくる気配。
うぉりゃあぁぁっっ!!
気合いと共にちんたら坂道を登る私をぶち抜いていく二人組。
・・・呆気にとられる私。
なぜあんなに走れる人たちがこんな下位のほうにいるのか?
下手したら私最下位ですよ?
疑問は尽きません。

まぁ、人は人、自分は自分、なのであくまでマイペース。
歩みを止めない限りはたどり着けるのです。

山を抜ける。
国道ですかね?
・・・あ、この道は来るときに車で通った道!
これをああ行って、こう行けばゴールだ!!
頭の中に描かれる地図。
こうなると俄然やる気が戻ってきます。
国道は一直線に伸び、先は見えません。
ただ、私の中にはしっかりとゴールまでの道程ができあがっていたのです。

ちんたらちんたら。。。
お世辞にも本気で走っているように見えませんがそれでも精一杯のスピード。
ペース配分なぞはもはや考えず、残りの力は出し惜しみなしです。
そんな私の横を涼しげな顔で
「残りあと少しです。頑張って行きましょう!」
と過ぎ去っていくミニベロの人。
ミニベロとは車輪の小さい折り畳み自転車のような自転車。
あんなので山道越えてきたのか。。。
しかも余力あるし(^_^;)

これは負けてられん。
もうすでにエネルギーは空っケツですが、無理矢理絞り出し、脚へと動員。
一旦スピードにのってしまうとあとは案外高速巡航がラクなロードバイク。
このペースなら残りももちそう。
軽やかに回る脚、風を切る感触。
う〜む、最後に味わう楽しい時間。
後先考えないので気がラクです。

アレ?
あそこに見えるはさっき凄い勢いで私をぶち抜いていった二人組とミニベロの人。
信号待ちみたいですね。
国道なので信号は存在し、もちろん私たちも交通法規は守らにゃなりません。
このイベントのために交通規制なんてやってませんから(^o^;)

追い付いてそのあとは同じペースで後ろをついてゆく。
アレ?また前方に人ですね。
今度はえらくペースが遅い人です。
「自転車が壊れててペース上がらないから先に行ってください」
後ろで詰まっていた私を見ると前の人は私に道を譲ってくれました。
・・・譲られたからにはそれを超えるペースで抜くのが礼儀ってもんです。

脚はかなり悲鳴を上げていますが、加速装置オン!
みるみる引き離す。
ある程度離れたところで加速を緩め、巡航モードへ。
うむ、アナタの心遣いは忘れませんぞ(ToT)
何とか無事にゴールして下さい。
心の中でエールを送りつつ、前だけを目指す。
振り向かないことが若さってヤツですよ(≧▽≦)b

・・・ついに来ました、軽井沢駅。
ゴールであるスキー場は線路を挟んで向こう側。
何やらマイクでしゃべる声が聞こえてきます。
時刻は16:30をちょっと回ったとこ。
苦節9時間とちょっと。
やったやりました。
線路を越え、坂を下りる!

「さぁ、またゴールへ帰ってきた人がいます。おかえりなさ〜い」
司会のにーちゃんの声が聞こえる。
ゴールは目の前!
あと10m、5m、ゴールっっっ!!!\(≧o≦)/

やった、やりましたよ。
佐渡から数えて計300km。
スタートは2回しましたが、ゴールはこれが初めて。
やっと永きにわたる私の自転車巡業もこれで終わりを迎えた気がします。

ひとりでゴールに入ったので待ち構えていたカメラマンたちからの一斉射撃を浴びました。
後日、ウェブに上がっていた写真見ましたがそんなにゴールの写真たくさんなかったですね。
あれだけ撮ってた写真はいったいどうしたんだか。。。

そんなゴール前に私を待つ一団。
遡ること2時間くらい前に既にゴールしていた相棒M。
そしてご近所に走りに来ることを知り、嫁さん、息子さんと観戦(冷やかし(^^;)にきた群馬在住のクロさんたちなのです。

うむ、待たせたね。
ようやく参上です。
とりあえず特設ステージの前で記念撮影。
やりきった感いっぱいの笑みを浮かべのベストショット。
・・・必要以上に張り出た腹さえなければ写真公開なんですが、恥を晒したくないのでご勘弁を(^^;

そして、ゴールしたことを大会運営に知らせ、ついに!
完走証明書ゲットです!!何のへんてつもないただの紙切れですが、私にとっては初めてのもの。
何より「頑張った証」です。
今は何よりも大切なのです。

ゴールしたら他にも特典がありました。
カレーを一杯ご馳走、なのです。
走る前は
「長距離走って食えるわけない」
と思ってましたが案外イケるもんです。
あとで聞いた話ですが大盛もできたとのこと。
あぁ、ナゼあのとき私は大盛にしなかったのか?
悔やまれるところです。

カレーをうまうまと貪り食べてるうちに、例の美崎さんゴールです。
無事に完走おめでとう!
何だか今の私は全てに優しくなれる気がします。
さらに後からゴールしてくる他の選手たちにも温かく拍手。
皆この苦行を乗り切った仲間です。
勝手ながら私はそう思いましたよ(^O^)

ある程度の人がゴールした時点で皆でステージに上がり記念撮影。
参加者330人くらい。
そのうち完走が300人くらいでしょうか。
そのうちこの場にいた50人程でパチリ。
いい記念ですね(^-^)v

来年も参加しますか?
との問いに、ゴールした直後は苦笑いで返した私でしたが、喉元過ぎればナントヤラ。
また懲りずに検討する自分がいたりしました。

今回で得たモノ。
それは走りきった、やりきった者だけが感じられる達成感。

こんなに本気で自分を追い込むなんてそうそうありません。
そしてそれを乗り越えたとき、自分で自分がちょっとだけ好きになりました。
大きくはないけれど少しだけ得た自信。
あとはこれをどうやって育てていくか?
それはこれからの自分にかかっているのです。
次もドンとこいや〜!。(^O^)○

なお、余談ですが、走りきった直後に体重を計ったら通常時より5kg以上減って夢の60kg台に突入しておりました。
ま、そのあと着実に回復してますが(^o^;)

さらに余談。
最後に撮った記念写真が美崎さんのブログにアップされてました。
よかったら見てみて下さい(^-^)v
あ、私がどの人だかわかっても指摘はカンベンね。


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by mkom00 | 2010-06-24 23:46 | 第981~990話