カテゴリ:第921~930話( 6 )

第927話 アマノジャク

もう8月も終わり。
世の学生たちは宿題に追われていることでしょう。
早めにやっておけばそんな苦労はしなくて済むでしょうに。。。
・・・ワタシ?
当然8月31日まで中身すら見なかったに決まってるじゃないですか(^^)b

と、8月が終わる前に世のオトナたちには一応イベントが残ってますね。
そう、
「選挙」
です。
まぁあちこちで街頭演説してるみたいですが、
東京の僻地であるウチの近辺にはそんな人種来るわけもなく、
平和そのもの。

とは言えテレビを点ければ政党CMはやっているし、
ネットを見れば広告が貼られてる。
全く意識しない、なんてことはありませんね。

で、思うこと。
マスゴミは煽るし、自民党の顔であるアソウは自爆してるし、
で民主の評価、というか人気がうなぎ登りらしいです。
数年前のK泉のときとは全くの逆。
民主に追い風どころか神風が吹いてます。
ですがこの状態、どうなんでしょ?
どちらかに偏り過ぎると必ずその弊害は現れます。

政権与党所属とは言え、非主流派だったK泉がマスゴミに祭り上げられ、
それに踊らされた有権者の支持を得てからどう変わっていったか?
知ってる人は知っているでしょう?

それが今度は民主党に起ころうとしているのです。
野党で法案が満足に通らなかったのが、
今回大勝ちすればやりたい放題ですよ?
今は有権者に色目を使ってますがいつ手のひらを返すか?
絶対この4年のうちにありますよ、そういうこと。

理想は僅差で民主党が勝つ、です。
自民党が勝ってしまうと
「国民の信を得た」
とまた勘違いするでしょう。
大差で民主党が勝てば前述の通り調子に乗るでしょう。
双方がせめぎあう形で、自民党には反省を、
民主党には自重を促すのが今後の日本のためになるでしょう。
ま、そうは言っても多分この雰囲気だと民主圧勝なんでしょうね。
「日本を壊した戦犯」
としてたまにマスゴミがK泉をヤリ玉に挙げますが、
実行犯のヤツをA級戦犯とするなら、煽ったマスゴミだって同罪。
それを棚に上げ、反省もなしに民主偏向の報道を繰り返すヤツラ。
もはや救い難い、としか言い様がありませんね。

ちなみに前回の選挙あたりからわいてきた
「幸福実現党」
とやら。
「幸福の科学」という宗教団体を母体にしている、というだけでも気にくわなくて、
拒否反応が起きるというのに、金にモノを言わせ作ったCMでは
「消費税0」
「国の防衛」
とあからさまに怪しい公約。
街頭演説でも
「株価を2倍にする」
とか言ってます。
あまりに都合が良すぎて絶対信じられません。
こういうことを言うヤツはだいたい2種類。
「始めから守る気がない」か
「何も考えてない」
かのどちらか。
いずれも信頼に値しません。

ま、信者でもない限り投票しないでしょうが、そんな息のかかったヤツが
ひとりでも当選するようなら日本は終わりでしょうね。

今まで選挙の度に民主を推していた私が、今回は民主を批判。
「節操のないヤツだ」と思われるかもしれません。
ただ、私の中では一本筋を通しているつもりです。
私が嫌うのは「勝ち過ぎ」。
自民を批判していたのは、郵政選挙で勝ちすぎ、驕り高ぶっていることに対するアンチ。
今回は、既に勝った気になっている民主への抗議。
ま、そうは言っても一番しっくりくる理由は
「アマノジャクだから」
ですかね^^;

そんな私は民主がダメだからと、自民へ入れる訳でもなく、
多分第3の選択肢を選ぶでしょうね。
・・・ちなみに社民ではありませんし、公明なんてもっての他ですがね。
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by mkom00 | 2009-08-29 01:13 | 第921~930話

第925話 無謀男、西へ!(帰京編)

ようやく、日焼けの腫れも引いたことだし
今日はいっちょ近所の温泉施設でマッサージかな^^

結局、風呂もシャワーも叶わなかった我等4人。
仕方なしに駅のトイレで着替え、あとはカラダを拭くのみ。
自転車の梱包に思いのほか苦戦した私が着替え終わったのは
電車の来る数分前。
結構ぎりぎりだったのかも。

在来線で福山まで。
普通電車なので自転車の置き場に困ります。
置いていると、物珍しそうにしてた爺さんが、
「こりゃ折りたたみ自転車かね?」
と聞いてきたので
これは普通の自転車をバラして梱包しているだけだ、と答える。
関心した爺さん、今度は
「こういうのっていくらくらいするのかねぇ?10万くらい?」
との質問。
苦笑いしながら、どうでしょうねぇ、と答えるしかない私。
あまり正直に話すのも、ね。
ってか4人いるうちのなぜ私だけに話しかけるか^^;

福山着。
新幹線が来るまでにはまだ20分あまり。
駅でお土産物色です。
本当ならばしまなみ海道、とわかるものがよかったのですが、
あいにくと新幹線乗り場にはそういったものがなく、泣く泣く
福山のお土産としてせんべいを買いました。
職場にはこれをばら撒こう。

新幹線に乗る上で心配な事項がひとつ。
自転車という大荷物、果たしてどこに置くべきか?
最初は進行方向一番前の列を取って、そこに1台ずつ置く、
という方法をとろうとしたのですが、新幹線の座席構成は一列5人。
3人席と2人席に分かれています。
で、苦肉の策で3人席の窓側と廊下側をとって真ん中を空けておきました。
これでよっぽどのことがない限り真ん中だけとるなんてことは・・・・。
甘かったですね。
サラリーマン風のおじさんが取っていました。

そうなると、そこに自転車を置くわけにもいかず、デッキに置く羽目に。
私の自転車は2人席のところに置いたのですが、他の3人はデッキに。
倒れたりしないだろうか?誰かがぶつかって怪我でもしないだろうか?
心配事は尽きません。
私は自分の自転車が目の前にあるのでそうでもなかったのですが、
他3人は気が気じゃなかったでしょう。

まぁ、でもそういっているのも名古屋辺りまで。
さすがに平日だけあってそんなに混雑もしておらず、あとはのんびり帰るだけ。。。
・・・の前に腹ごしらえですよ。
電車に乗ったからには駅弁です。
食べなくては。
使命感に駆られます。

車内販売のおねーさんが来ました。
よっしゃ、いざ!
ってあれ?
籠には弁当が見当たりません。
仕方なしに見えているサンドイッチを。
と、逆側に座っていた友人iとM、
「弁当って何があります?」
な、ナンデストー!!
そういう風に聞かねばならなかったのですか!?
しくじりました。
でもいまさら「替えて」とも言えないし。。。
かくしてもそもそとサンドイッチを頬張る羽目になったのです。かなしい。。。
ちなみにもう一人の友人iはビールとおつまみ。
完全に晩酌モードでしたよ。

22時54分、新横浜に到着しました。
ああ、見慣れた景色。
帰ってきたってカンジです。
この旅ももうすぐ終わり。
そう思うと何だか少し寂しい気も。
かといってもう一度あの橋を渡れ!と言われたら断固拒否しますがね。

友人iは新横浜に迎えがくるとかでここでお別れ。
また友人Mともうひとりのiは新横浜からまた自転車を組み立て、乗って帰るそう。
これからまた2、30km乗って帰るとはどれだけ体力があるんだか。。。

私はというと電車で途中駅まで。
最終に乗れないと思っていたので、そこから自転車を組み立てて帰ろうとしたの
ですが、最終電車に間に合ったのでそのまま最寄り駅まで。
いやぁ、疲れました、ホント。
よくまぁあれだけ走ったもんだ。
ちょっとだけ自分を褒めてあげたい気分です。
まぁ、モチロン自分の至らなさも痛感しましたがね。
とりあえずこれはこれでヨシとしておきましょう。

次回までにはもう少し体力をつけておかなきゃ。
というか迷惑かけるから体力つくまでは一人で走った方がいいですね。
とりあえずは片付けですよ。
自転車拭いて、もう一度組み立てて、それから服洗濯して・・・やること目白押しです。
でも今日は眠らせて。
明日からがんばるから。。。。
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by mkom00 | 2009-08-20 18:29 | 第921~930話

第924話 無謀男、西へ!(復路編)

2日寝ていたおかげで何とか体力も回復。
無駄に休みを使ってしまいましたね。
まぁ、もちろん、この休みを取っていなければ
辛い状態で仕事しなきゃならなかったでしょうがね。

さて、本日は帰らなくてはいけない日。
福山発東京行きのぞみは19時31分発です。
福山へ行くには尾道から20分くらいかかり、
尾道で自転車を梱包して着替えるのに1時間は見ておきたい。

そこから逆算すると18時には尾道に着いていたい。
でも、汗臭いから風呂かシャワーにも入りたいし。。。
目標設定、17時尾道着。
現在時刻9時30分。
7時間30分で復路を走破する必要があります。

前日は片道8時間。
30分の短縮が必要です。
昨日のようにのんびりではなく、すばやく。
休憩もなるべく少なめに。
今回の重要ポイントはそこになるでしょう。

早速走り出します。
・・・いきなりアレですか(--;)
そうです、昨日の最後のテキ、来島海峡大橋です。
また私の精神は崩壊寸前です。
あれは例え何回通っても慣れないでしょう。
しかも、前日の疲れが残っているため、思うように力が入りません。

渡りきった私を褒めてあげたい。
が、しかし、そんな暇もなく次の伯方・大島大橋へと向かいます。
前日通った島の中央を突っ切るルートには上り坂。
これはちょっとキツイのでは?
その判断からそれを迂回して東側ルートを選択。
ですが、これが間違いでした。
実はこっちのルートの方が峠が多く、アップダウンが激しい。
当然、余力のない私が遅れだし。。。

・・・大分時間を浪費しました。
アップダウンを繰り返し、もはや私は虫の息。
いつ天に召されてもおかしくないくらいにヘロヘロ。

たどり着いた伯方・大島大橋。
やっぱり橋を渡るために坂を登り・・・。
もはや橋が怖い、などという余力もなく、黙々と漕ぐ。

今回も時間の都合上スルーされてしまった伯方島。
いつかまたくることがあったらゆっくり見て回ろう。。。

大三島橋を渡り、大三島へと辿り着く。
もはや会話をする余裕もなく、休憩時は水分補給と体力回復に
努めるだけになってしまってました。
大三島橋の坂のとき、ちょっとした違和感があったのですが、
このとき、異常に気づくべきだったんですかね?
でも、それ以上に腰と尻が痛く、もはや如何ともしがたい状況。
大荷物が腰に大きな負担をかけていたのでしょう。
そしてその腰への負担が足にも伝播して。。。

爆発したのは多々羅大橋での上り坂。
途中で腿が張ったと思ったら激痛。
足が回せなくなり、速度が0に。
足が痛くて動かせないのでペダルに固定されている足も外れず
そのまま転倒。
ヘルメットがあったおかげで頭は打ちませんでしたが、肘と
膝を少し擦りむきました。
しばらく立てず、その場で休憩。
他メンバーは大分先にいるでしょう。
ちょっとの休憩の後、少し落ち着いたので再び登り始める。
・・・が、また少しすると激痛。
こりゃヤバイかも。
携帯を取り出し、連絡。
案の定、どうしたのか心配してた模様。
軽い肉離れっぽいので先に行っててほしいと告げ、再び座り込んで
ストレッチを始める。
すると次第に回復し始めなんとか行けそう。

多々羅大橋を渡り始める。
橋は怖い、でもスピードを上げるとまた肉離れがくるかも。
二重の恐怖の中、橋を渡っていると前方から友人i。
あまりに遅いから心配になって見に来たそう。
ああ、申し訳ない。
完全に足引っ張るお荷物ですなぁ。。。

その後は無理しないペースで比較的峠のない道をチョイスしながら進む。
ここで大分時間をくってしまってるね、ホント。
生口島のサンセットビーチで昼食。
前日、イヤと言うほど魚介を食べたので、皆思い思いに普通の食事。
カレー、カレー、ざるうどん、ざるそば。
いや、でもおいしかったですよ。
それとこのビーチ、お盆をすぎたというのに海水浴客で賑わってましたね。
特に女性。
いや、キレイな人が多くて目の保養になりました^^(体力+50)

昼食後、再び走り出す。
生口橋から因島へ。
ある程度の休息により、足の状態も少し回復。
再び先を目指す。

因島大橋。
思えばコイツが最初に私に衝撃を与えたテキ。
数々の橋をクリアしてきた今の私に、通用するものか!!

・・・ごめんなさい。
何回通っても怖いものは怖いデス。
しかも、この車道の下に歩道があるってのは信じられません。
チクショー!!
責任者出せーっ!!
むなしいココロの叫びは決して責任者に届くことはないでしょう、間違いない。
・・・怖くない、怖くない、大丈夫、大丈夫、ここは地面、ここは地面。
もはや自分に暗示をかけ、マインドコントロールするしかありません。
友人iの得意技ですが、ここは少し拝借させてもらいましょう。

気の遠くなるような戦いの末、ようやく渡りきることに成功。
さらば、しまなみの橋々よ!
もはやくることもないだろう!!
これくらいで勘弁しておいてやるぜ、チッ!
捨て台詞を吐いて去る私。
完全に負け犬です;;

最後の島、向島。
これを過ぎればあとは尾道への渡し舟だけです。
確かそんなにアップダウンもなく楽だった記憶が。。。
・・・甘かったです。
友人Mのチョイスした道は来た道とは異なり、激烈にアップダウンのある道。
息も絶え絶え、足引っ張りまくり、完全お荷物状態の私でした。
目標の尾道17時着はこの時点で完全に潰えました。
さらには再び坂で肉離れ症状。さっきは左足だけでしたが今度は両足。
何とか峠を越え、市街地に出たものの、今度は渡し舟の場所がわからない。

彷徨ったあげく、ようやく見つけた頃には18時近く。
渡し舟近くにあった宿の温泉で日帰り入浴できないか聞いてみようとしたら、
宿の人がいない。
諦めて渡し舟に乗る4人。
ああ、夕日が沈む。
今日も一日が終わってしまったのだねぇ。。。
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総走行距離、約160km。
よくもまぁ、こんなに走ったもんです。
今までの中で最長距離です。
そりゃ足もおかしくなりますって。

でも、このあと一番悩まされるのは、激烈な日焼け、だったりします。
足はほぼ火傷みたいなもんですからね。
それと2日間、重い荷物を背負っていたので腰にダメージが。
回復まで2日を要す、とはこのときまだ気づいてはいなかったのでした。

次回、最終回(帰京編)に続きます。
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by mkom00 | 2009-08-20 17:52 | 第921~930話

第923話 無謀男、西へ!(休息編)

やらねばならぬことがたくさんあるのになんでこんなに
カラダが重いのか。
動きたくないですな。。。

死ぬような思いで最後の来島海峡大橋を渡った私たちを
迎えてくれたのは本日の宿、「大潮荘」です。
この宿は部屋の評判がいいのと、来島海峡大橋のすぐ近くに
ある、ということからチョイスされました。

着いてフロントの係の人に自転車の置き場を提供してもらえないか交渉。
もともとレンタル自転車の乗り捨て可能場所だったのでその自転車の
置き場に置かせてもらえることに。
屋根つきのちゃんとしたガレージでした。
ありがたい話です。

部屋に通されるとまず目に入るのが窓一面の景色。
瀬戸内海の絶景です。
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キレイです。
そして海の潮の流れがよく見えます。
あれに飲まれたらただじゃすまないだろうなぁ。。。

私たちの部屋からは見えませんでしたが、別の部屋からなら
来島海峡大橋が見えるとのこと。
ちょっと残念。

と、感動してる場合ではなく、今着ている服を明日も着るために洗濯を
しなくてはなりません。
ダッシュで洗面所、備え付けの風呂に。
洗濯できるのは2人まで。
待ち時間の間にテレビを点ける。
お、丁度神奈川代表と優勝候補の花巻がやってますね。
・・・ってか、神奈川の横浜隼人、あのユニフォームはちょっと^^;

全く縁もゆかりもない学校同士の戦いではあるものの、
負けているチームを応援してしまうのは人情なんでしょうか?
特に相手が優勝候補などと言えば余計に。

食事の設定は19時30分より。
全員が洗濯をしていたら間に合わないので、とりあえずシャワーだけでも
全員浴びることになりました。
この宿に着いてから気づいたのですが、どうやら大浴場とかの類はないらしく、
備え付けのユニットバスだけが唯一のものらしいです。
ちょっとガッカリ。。。

予定をちょっと回った19時30分過ぎ、一同は食事どころに顔を出しました。
どうやらこの宿は、食事どころがメインみたいで、宿泊客みたいな浴衣を着た
客はまばら。むしろそれ以外が多かったみたいです。

でも、料理は期待を裏切りませんでした。
ハンパない量。
普段は大食らいな一同をして「もう無理」と言わしめるほどの量。
魚も新鮮だし、品数豊富。
料金以上の価値はあると思いますね。
↓:刺身
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↓:最後に出てきた鯛めしのおひつ。ひとり茶碗3杯がノルマですね^^;
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他にも煮魚、鯛の石焼(?)などが次々と出てきました。
しかし、やたらと鯛が多かったなぁ。
鯛尽くしだったのかな?
いやそれでも満足満足。
これで温泉とかあったら最高なんだけどなぁ・・・。
ま、ないものは仕方ないんですけど。

部屋に戻ると、次々とみんなダウン。
多分全員23時まで起きてなかったんじゃないでしょうか?
それほど疲れていたんですね。
酒も少し入りましたし^^;


翌朝。
本来、目覚めはいい方ではなく、寝つきもよくない方。
さらには最近の不眠症で3時間以上連続で眠れないカラダ。
その私をして、7時間以上連続で眠れた、というのは快挙以外の
何者でもないのではなかろうか?

7時からの朝食設定。
さすがに朝食は鯛はなく、いたってシンプル。
でもむしろこのシンプルさがいい。
食べ過ぎると今日の運動に支障がでそうなので控えましたが
普通であればご飯3杯はかたいですね、あの朝食なら。

昨日、なんとか洗濯をし、干しておいた自転車用の服。
少し湿っぽいものの許容範囲。
さぁ、着替えて出発だ!

この宿、点数をつけるなら80点といったところでしょうか。
大きな風呂(眺めがよい)とかあったら90点台は堅いでしょうね。
それほどの満足度。
料理だけならもう92、3です。
風呂の増築をご一考いただけると幸いですよ。

さぁ、あとは帰るだけ。
次回、(復路編)に続く。
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by mkom00 | 2009-08-20 16:36 | 第921~930話

第922話 無謀男、西へ!(激闘編Ⅱ)

何事も後始末は大変なもので、
自分のカラダのケア+自転車のケア、
洗濯、目白押しデス。。。

生口島海岸線は程よく寂れていて、コンビニもまばら。
自動販売機などで水分を補給しながら進む。
この時点で一体水分にいくらつぎこんでいるのだろう?
考えるのも怖い。

さてさて、三度やってまいりましたよ。
今度のテキは「多々羅大橋」。
これもまた長いのなんのって。。。
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やっぱり坂はキツく・・・そもそもナゼこんなに登らにゃアカン!?
と毎度ながらの悪態をココロの中でつぶやきながら坂を登る。
ココロが折れそうです、色んな意味で。

橋を渡っている途中、事件は起こりました。
足に違和感。
こ、これは足がつる前兆。
しかし、ここで停まると精神が壊れる。
ペダルを漕ぐことができず、脂汗が流れるのがわかります。
スピードが段々と落ちていき・・・。
後ろから友人たちが抜いていきます。
私の変化には気づかない模様。
惰性で橋を渡りきるのに数分。
永遠のような永さでした。

橋を渡りきると道の駅。
ここでお昼です。
さすが海です。
海の幸が揃っています。
なかでも平目がおすすめらしいです。
イケスに鯛と平目が泳いでいます。
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私は海鮮寿司丼。
それぞれの魚の刺身が一切れくらいずつ入った丼。
普段なら激烈に食べるところですが、疲れきっていてもはや食欲もなし。
対して友人i1は、i2はそれぞれ平目の握りとから揚げがセットになっている定食と
海老カレー。あと友人Mは平目の握りの定食。
見ているとうまそうではありますが、今の私にはとてもとても。。。

ここでの休憩は1時間近く。
さすがに少しずつ休憩を入れていたとはいえ、疲れがたまっていました。
食べ終わった後、思わず横になって少し寝てしまいました。
クーラーってやっぱりサイコー!と思わずにはいられないひとときでしたよ^^;

とは言え、あまりのんびりしていると宿に着けなくなってしまうので、
名残惜しくも道の駅をあとにする我々。
この時点でまだ半分くらいしか来ていないことに愕然としました。。。

本来であればこの大三島をぐるりと一周してくる予定だったのですが、
時間の都合上カット。
早々に次の橋、大三島橋へと・・・。
もう、何て言うんですかね?
登りが辛いんじゃコンチクショー!!
このひとことに尽きます。

で、さらにこの橋なんですが、アレ?
ちょっと前よりはおとなし目?
前の橋は車道の下に歩道がぶら下がっていたり、歩道が海にせり出していたり、
と凶悪な作りでしたが、今回の大三島橋は歩道から海までの距離が長い。
これはもうありがたい、というしかありません。
ラクショーラクショー!
と言いつつも視線は常に前方。横なんかこれっぽっちも見ませんでしたよ、ええ。
あまりにスムーズだったんで写真撮り忘れました。
しまなみ海道唯一のアーチ橋だったんですがね。

大三島橋を渡ると塩で有名な伯方島。
少し観光でもしたい気分ではありましたが、時間との戦いがそれを許してはくれませんでした。
伯方島をほぼスルーする形で次の橋へ。
伯方・大島大橋です。
ここもまたつり橋ではあるものの、歩道はそんなに海に近くもなく、
ホッと胸をなでおろし、少し余裕。
・・・ただし、相変わらず坂はキツかったですがね。
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ここでふと気づいたのですが、どうもさっきから私たちとデッドヒートを繰り返している
人がいるみたいなのです。
その人はレンタサイクルでギアつきのママチャリで回っているみたいなのですが、
すごい速いのです。
と、いうかむしろ私たちが頻繁に休憩をとっている間に追い抜いているみたいで都合
3回くらいは見かけています。
いやはや休憩もとらず、黙々と走り続け、絶景ポイントでは写真を撮っている。
すごいですな、女性で、しかも全然スポーツができそうなカンジじゃないのに。

伯方・大島大橋から大島へ。
ここは今まで避けていた峠があるところ。
橋以外でまた坂を登るのが辛い辛い。
普段そんなに運動しない私はたちまち友人たちに置き去りにされる始末。
ああ、もう少しカラダ鍛えよう、ココロに誓うのでした。

・・・さっきの女性が坂道を一生懸命登ってる。
いつの間にうちらを追い抜いたんだろう?
いやはや不思議。。。

峠を登り切るとあとは下り。
・・・って下り!?
いやいや、下らないでそのまま次の橋に行かせてくれーっっ!!
下りは気持ちいいんですが、また登るのはゴメンですよ。。。

夕方も近づいた頃、山や峠が続いた大島も終わりとなり、いよいよ最後のテキ、
来島海峡大橋がやってまいりました。
この橋は第一橋、第二橋、第三橋から成り、総延長4kmもある巨大なもの。
しかも歩道は海に近い。。。
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これを渡らにゃ本日の宿へはたどり着けません。
覚悟を決めていざ!!

・・・数分後、私は絶望していました。
4km、何て長いんだ!
こんな状態で走り続けていたら気が狂う。。。
さらに私を絶望させたのが料金所。
な、なんで橋の真ん中にあるんやーっっっっ!!!!!!
しかも、払う人で渋滞してるぅーっっ!!
このまま気を失えばどれほど楽だったか、
地獄のような待ち時間、ホントマジ勘弁して下さい。
トロトロ払ってるおばちゃんに「早くしやがれ!!」と
電波を送りながらの私の顔は多分悪鬼のようなものだったでしょう。

払い終えると、再び横を見ないように漕ぎ出す。
すると遥か先に例のママチャリねーちゃんがいるではありませんか。
気を紛らわすために、そのねーちゃんを目標にセット。
追いついてやる、という邪な考えを思考の優先順位高めにおき、
ここが高い場所である、つり橋の上であることを忘れようとしました。
その甲斐もあり、後半は比較的ココロ穏やかに、でも気を失いそうになりながら
何とか渡りきることができました。
ママチャリねーちゃんありがとう。
結局追いつけなかったけど、無事渡りきれたよ、ありがたやありがたや^^

しかし、渡りきっても地上に着くまでが遠足です。
橋から地上まで、こんなスロープどうして考えますかね、ホント。
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さ、これであとは宿へ行くだけ。
現在時刻は17時30分を回ったところ。
何とか夕暮れまでには間に合いましたね。

うまいメシ食べて、風呂入って、明日への英気を養いましょう。
またあの橋を渡って帰らなきゃならないと思うと気が重いですがね。。。
明日は明日の風が吹く。
何とかなるさ!
と、次回、(休息編)へと続く。
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by mkom00 | 2009-08-20 15:43 | 第921~930話

第921話 無謀男、西へ!(激闘編Ⅰ)

祭りのあと。
何だか寂しいもんですよね。
その祭りが楽しければ楽しいほど後に残る寂しさ。
次の祭りはいつになるのか。。。

朝!!
起床時間の30分前に目覚めました。
ま、もっとも不眠症のおかげで3時間以上寝れないカラダなので
前日2時くらいに寝て丁度よかったのかもしれません。

外は快晴。
日ごろの行いがいいからですね^^

寝台を岡山で降りてそこから在来線で1時間あまり。
やって来ました尾道です!
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さっそく、駅前にて自転車組み立てです。
・・・そういや、今日は平日。
普通の人はこれから出勤じゃないですか。
周囲からの視線がイタイ。。。
晒し者ですねorz

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・完成~!!
案外早くできました。
初めてにしては上出来じゃないかと(自画自賛^^;)
で、あとは近所の駐車場にて売っている橋を渡るためのチケットを購入。
なんでもただいまキャンペーン中らしく、10月くらいまで
普段通行料500円のところ、そのチケットを買うと半額の250円になるとか。
少ない額とはいえ、お得なカンジ。

準備もできたし、では出発です。
尾道から始めの島、「向島」へ渡るためには2つのルートがあります。
ひとつは橋を渡ること。
ただしこの橋は自転車で渡ることが想定されてないらしく、かなり狭いとのこと。
観光協会は橋ではなく、もうひとつのルート、「渡し舟」を推奨しています。

で、その渡し舟です。
時刻表なんてものはなく、客がきたら随時出発、のようなノリで向こう岸まで。
ものの数分で到着です。
よく映画とかに出てくる光景ですね^^
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始めの向島、ここはまだ普通の町ですね。
海岸線に出るとそうでもないのですが、ここまではまだいつもどおり。
それでも気持ちのいいもんでしたね、自転車用の道なんかもあったりして。
さすがに自転車に乗りながら写真を撮るわけにもいかなかったので、
海辺の写真はないんですがね^^;

程なくして、最初の橋「因島大橋」。
いや、雄大な景色。
・・・って待てよ?
あの高さに橋があるということは、その高さまで登らなきゃいけない訳で。
かくして長い坂との闘いが始まったのです。。。
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な、なんですかコリャーっっっ!!!
・・・まさかここまでとは。
坂を何とか登り切った私をまっていたのは激烈な恐怖。
橋の車道の下に歩道があるではないですか!
つまり、橋はつり橋であるため、この薄い舗装の下には何もないわけで・・・。
私自慢じゃありませんが極度の高所恐怖症です。
以前友人たちが「大丈夫か?」と確認したのはこれだったかorz

ここまできて渡らないわけにも行かず、通行料のチケットから料金分を
料金箱に入れて佇む。
チクショー!!行ってやらぁぁぁーっ!!!
ヤケになって漕ぎ出す。
友人たちは後ろからのんびり。
私は停まる余裕も周りを見る余裕も見下ろす勇気もなくただひたすらに
前を見つめ、足を回転させる。
歩道の端は決して走らず、常に真ん中。
ああ、一休さん、アナタとは違いますが私も端を渡っていませんよ。

・・・途中はほとんど覚えていません。
いつ精神が破綻するか気が気じゃなかったです。
極限の恐怖に足がすくみ・・・でも進まなきゃこの恐怖は終わらない。
この橋を設計したヒト、恨みますよ。。。
って逆恨みですが。

渡り切った時、それはホント「生きててよかった」でした。
足が地に着いているってのがこんなに安心できるものだなんて。
ああありがたやありがたや。。。

程なくして友人たちが追いついてきました。
日本で一番高いバンジージャンプを飛んだ友人iふたりはこの高さでも
動じることなく、景色を楽しみながら来たそうです。
私にはマネできません。。。

しかし、失敗しました。
ここでこれを渡ってしまった以上、もはや進むも橋、戻るも橋です。
アタマに「リタイア」の文字が点滅しましたよ。
まぁ、でもせっかく来たので進むしかないです。
覚悟というか諦めというかもはやどうでもよくなり、次を目指すことになったのです。

因島では北側海岸ルートでのんびりまったり。
ときおり海岸線にある船のドックや製鉄所とかなんでしょうかね?
工場っぽいものが漁港に混じってあり、なんとも珍しい風景でした。

・・・やってきましたよ。
できることなら避けたいですが、そうも言ってられません。
次の橋、生口橋が見えてきました。
やっぱり高い。
登り坂も辛いし、橋も辛い。
自ら断頭台の階段を登る死刑囚よろしく、ペダルを回します。

・・・ブツン。
記憶がほとんどありません。
覚えているのは歩道の端、車道側ギリギリを走ったということだけ。
今度はさっきの因島大橋とは違い、普通の歩道。
ただし、車道の外側に歩道があり、その外側はもはや海!
右端は走れません、勘弁してください。。。

というわけなので、橋の上からの写真はありません。
常に渡る前か渡り終えた橋の写真になります。
ご了承下さい^^;
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いや、しかし高いだけあって眺めはいいですね。
橋を渡り終え、見渡すと絶景です。
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登ったら降りる。
そりゃわかります。
ですがね、また降りたら橋を渡るために登らにゃならんわけで。。。
チクショー!!理不尽だー!!!
と思ってしまうのです。
仕方のないこととはいえ。

橋を渡るとそこは生口島。
次も北ルートを選択し、快走。
ときおり見える砂浜には人がまばら。
やっぱりお盆過ぎだし、もう海水浴はシーズンオフかな。

一抹の寂しさを感じつつも今回はここまで。
次回、(激闘編Ⅱ)に続く。
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by mkom00 | 2009-08-20 14:19 | 第921~930話