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第925話 無謀男、西へ!(帰京編)

ようやく、日焼けの腫れも引いたことだし
今日はいっちょ近所の温泉施設でマッサージかな^^

結局、風呂もシャワーも叶わなかった我等4人。
仕方なしに駅のトイレで着替え、あとはカラダを拭くのみ。
自転車の梱包に思いのほか苦戦した私が着替え終わったのは
電車の来る数分前。
結構ぎりぎりだったのかも。

在来線で福山まで。
普通電車なので自転車の置き場に困ります。
置いていると、物珍しそうにしてた爺さんが、
「こりゃ折りたたみ自転車かね?」
と聞いてきたので
これは普通の自転車をバラして梱包しているだけだ、と答える。
関心した爺さん、今度は
「こういうのっていくらくらいするのかねぇ?10万くらい?」
との質問。
苦笑いしながら、どうでしょうねぇ、と答えるしかない私。
あまり正直に話すのも、ね。
ってか4人いるうちのなぜ私だけに話しかけるか^^;

福山着。
新幹線が来るまでにはまだ20分あまり。
駅でお土産物色です。
本当ならばしまなみ海道、とわかるものがよかったのですが、
あいにくと新幹線乗り場にはそういったものがなく、泣く泣く
福山のお土産としてせんべいを買いました。
職場にはこれをばら撒こう。

新幹線に乗る上で心配な事項がひとつ。
自転車という大荷物、果たしてどこに置くべきか?
最初は進行方向一番前の列を取って、そこに1台ずつ置く、
という方法をとろうとしたのですが、新幹線の座席構成は一列5人。
3人席と2人席に分かれています。
で、苦肉の策で3人席の窓側と廊下側をとって真ん中を空けておきました。
これでよっぽどのことがない限り真ん中だけとるなんてことは・・・・。
甘かったですね。
サラリーマン風のおじさんが取っていました。

そうなると、そこに自転車を置くわけにもいかず、デッキに置く羽目に。
私の自転車は2人席のところに置いたのですが、他の3人はデッキに。
倒れたりしないだろうか?誰かがぶつかって怪我でもしないだろうか?
心配事は尽きません。
私は自分の自転車が目の前にあるのでそうでもなかったのですが、
他3人は気が気じゃなかったでしょう。

まぁ、でもそういっているのも名古屋辺りまで。
さすがに平日だけあってそんなに混雑もしておらず、あとはのんびり帰るだけ。。。
・・・の前に腹ごしらえですよ。
電車に乗ったからには駅弁です。
食べなくては。
使命感に駆られます。

車内販売のおねーさんが来ました。
よっしゃ、いざ!
ってあれ?
籠には弁当が見当たりません。
仕方なしに見えているサンドイッチを。
と、逆側に座っていた友人iとM、
「弁当って何があります?」
な、ナンデストー!!
そういう風に聞かねばならなかったのですか!?
しくじりました。
でもいまさら「替えて」とも言えないし。。。
かくしてもそもそとサンドイッチを頬張る羽目になったのです。かなしい。。。
ちなみにもう一人の友人iはビールとおつまみ。
完全に晩酌モードでしたよ。

22時54分、新横浜に到着しました。
ああ、見慣れた景色。
帰ってきたってカンジです。
この旅ももうすぐ終わり。
そう思うと何だか少し寂しい気も。
かといってもう一度あの橋を渡れ!と言われたら断固拒否しますがね。

友人iは新横浜に迎えがくるとかでここでお別れ。
また友人Mともうひとりのiは新横浜からまた自転車を組み立て、乗って帰るそう。
これからまた2、30km乗って帰るとはどれだけ体力があるんだか。。。

私はというと電車で途中駅まで。
最終に乗れないと思っていたので、そこから自転車を組み立てて帰ろうとしたの
ですが、最終電車に間に合ったのでそのまま最寄り駅まで。
いやぁ、疲れました、ホント。
よくまぁあれだけ走ったもんだ。
ちょっとだけ自分を褒めてあげたい気分です。
まぁ、モチロン自分の至らなさも痛感しましたがね。
とりあえずこれはこれでヨシとしておきましょう。

次回までにはもう少し体力をつけておかなきゃ。
というか迷惑かけるから体力つくまでは一人で走った方がいいですね。
とりあえずは片付けですよ。
自転車拭いて、もう一度組み立てて、それから服洗濯して・・・やること目白押しです。
でも今日は眠らせて。
明日からがんばるから。。。。
by mkom00 | 2009-08-20 18:29 | 第921~930話
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