夕方の小田急線は人が少ない。
周りを見渡すとこれから新宿へでも繰り出すのだろうか?
学生っぽい一団やカップルが目立つ。
そんな中、これから夜勤のために職場へ向かう私のテンションは
これ以上にないくらい下がっている。
ま、皆が皆遊び呆けてたら社会は成り立たない。
見えないどこかで一生懸命頑張っている人がいる。
生活の糧を得るため、会社を守るため、皆の生活を維持するため。
もう自分は誰かに守られるのではなく守る側の人間にならなくてはいけない。
それにこの不況の最中、仕事があるのは幸せなこと。
あちこちを見渡せば年末どころか明日も見えない人たちがいる。
その人たちから見れば何と贅沢な言いぐさなのか。
そうは言っても上を見ればキリがないし、下を見てもキリはない。
結局人は人。自分は自分なんだ。
自分は今求められてここにいる。
人に必要とされることはとても貴重なこと。
その幸せを噛み締めないといけない。
幸せは失ったときに初めてそのありがたみを知る。
その直中にいたら気付かないもの。
普通に生活できてある程度の無駄遣いもできる。
これ以上を求めるのは贅沢だ。
人間、身の丈に合った振る舞いをするべき。
別に仕事が忙しくて時間がない、とか常にプレッシャーを受け続けて
心休まらない、とか体調が最悪で体が思うように動かない、なんてことは些細なこと。
自分は今幸せなのだ。
・・・そう思ってないとココロが壊れてしまう。
特にこんな街が幸せで溢れているときに幸せそうな人たちを見ると余計に。。。