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第725話 磨かなければ宝石もタダの石

人というものは立場が変わるとそれに見合った振る舞いが求められます。
先週からチームのサブリーダーを任されたのですが、
今までのように自分と、自分の仕事に関わる人間だけを
見ていればいいというわけにはいかなくなりました。
2、3人の管理でよかったものがいきなり10人の管理。
さて、私は皆を管理しきれるのでしょうか?
「君で3人目だから・・・」
リーダーは言います。
・・・前任者たちがどうなったか。
怖くてそれ以上私の口からは何も言えません。。。

この間受けた資格試験、結構ギリギリだったと
ハラハラしていたのですが、フタを開けたら
結構余裕で合格でした。
と、いうか6,7回受けて今まで受からなかったのに
今回が結構余裕だったのには訳が。

前の会社は自分のトコの社員を自分で育てようとはせず
「自分で勉強しろ」
「努力が足りない」
など、何もせず、社員の自己研鑽に期待を寄せてました。
あとは資格の有無によっての社員の差別化がまったく図られて
いませんでした。

特に何も変わらず、自分に不利でなければ当然、人は
楽な方へ流れます。
資格があっても僅かな資格手当て。
そして資格がなくても何の支障もなく働ける。
・・・やりませんよ、勉強。

ところが、今の会社は違います。
一時金ではありますが、資格取得時には結構な報酬。
そして何より必死になるのは「降格」があるからなのです。

資格がなければいつまで経っても給料は安いまま。
それどころか下がっていきます。
ある程度の下限はあるものの、後輩に職位を抜かれるのは
さすがに悲しいです。

とはいえ、普段から忙しい職場。
忙しさを理由に勉強から遠ざかってしまう、というのを責める事は
私にはできません。
で、これからが以前と違うところで、ちゃんと人事部内に
「研修課」というものが存在するのです。
この研修課は社員のスキルアップを促す部署で、1ヶ月に数回、
講師を招いてスキルアップセミナーを開催したりします。
また、今回のような情報処理技術者試験に対するフォローも
行っており、毎日数問ずつ、対象者のメールアドレスに問題が
送られてくるのです。
しかも解答を返さないと催促のメールがきます。
無視するわけにはいかないのです。

でも、今回はこれのおかげなのかもしれません。
忙しくて深夜に帰ってからではさすがに勉強する気にもなりませんし、
朝晩の通勤はスシ詰め。勉強できる環境にありません。
仕事の合間に息抜きとして何気にやっていた問題が頭の中に
残っていたことは否定できません。

社員の育成に関心の高いところとそうでないところ。
果たして今後生き残っていけるのはどちらでしょうね?
まぁ、結果は火を見るより明らかでしょうが。。。

さて、今回の合格一時金と今日何気なくやったパチンコでの勝ち分で
車の重量税が払えちゃってなおかつ大分おつりがきました。
これを元手にオークスを・・・ってやめときますか。
勿体無い。。。
by mkom00 | 2008-05-24 00:21 | 第701~800話
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