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第471話 得難いものです

さて皆様、楽しいクリスマス・イブ・イブを過ごしてますか?
私は風邪の悪化によりちぃ~っとも楽しくありません。
悪化の原因は自業自得なので怒りのぶつけどころがないのが悲しいトコロです。

先日、お笑い芸人「カンニング」の中島氏が亡くなりました。
まだ35歳。
これからの人だったハズです。
それがリンパ球性白血病から肺炎で帰らぬ人に・・・。
年齢が近いだけに、なにやら他人事のような気がしません。

さて、ここでクローズアップされている相方の「カンニング」竹山。
いい人ですね。
キャラとしては「ブチ切れ」て怒りまくるのがそのスタイルですが、
実際は相方思いの人だったらしいです。
コンビを組んでから売れるようになるまで苦労を重ね、やっと注目を浴びるように
なったと思ったら相方の病気による入院。
相方の入院の間もギャラは折半、常に「カンニングの竹山」、としてテレビに
出演していたところに、いつでも帰ってこれるように相方の居場所を守っているんだ、
という姿勢が見えていました。
亡くなったあとのコメントで
「相方であり、戦友であり、夫婦のようだった」
と語り、ギャラ折半の件も
「分けてやってるなんて全然思っていなかった」
だそうです。
ちょっと捻くれた見方をすると、相方が病気であることで話題を提供している、
わけで、全く貢献していなかったわけではない。と思ってもしまいます。
でも、それ以外でも竹山にネタを提供したり、と本当に二人三脚でやっていたようです。
コンビを組んでいても、片方が売れればもう片方を切り捨てて芸能界で
生きていくようなお笑い芸人が多い昨今、こういう話を聞くと何だか心温まります。

最期を看取ったあと竹山はひたすら泣いたそうですが、自分にもそうなったら
同じように思ってくれて、泣いてくれる友人はいるだろうか?
と思ってしまいました。
この間入院したとき、小学校、高校、大学の友人たちが見舞いにきてくれたり、
メールで励ましてくれたりしてくれました。
普段は、何気なく一緒にバカやったり、けなしあったりしてますが、
あのときは「本当にかけがえのない友人達だ」と思いました。
その辺だけは何もない自分が自慢できる事だと思います。

・・・ただ、その辺が通用するのは男のみで、女性にはヒジョ~にウケがよろしくないのが
悲しいところです。
「いい人」と言われる事はあっても「大切なかけがえのない」とは言われた事がありません。
男にウケがいいと、女性にウケがいいは根本的に違うのでしょうね。
by mkom00 | 2006-12-24 02:02 | 第401~500話
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