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第5話 値段設定の怪

日は照っているのにこの寒さ。冬は嫌ですねぇ、光熱費かかるし。
そんな事を言いつつも生きていかねばならないのですよ。

私の職場の近くにはどうにも不可解な弁当屋さんがあります。
ハンバーグ1、コロッケ1、鶏のから揚げ1。これが入って
いくらだと思いますか?通常のホカ弁や仕出し弁当屋だと
どうしても500円を超えるラインナップです。
が、ここでは300円。安いです。でも弁当横には「480円」の値札が。
値札がまるで意味をなしていません。さらに驚きなのは、サービスで
大盛を付けてくれます。大盛でなくても焼きそば、オムライス、巻き寿司
などもサービスで付けてくれたりします。・・・それらは単品で300円
と言われても違和感が無いくらいのボリューム。
たまに弁当に混じってカレーが置いてあるときがあります。
300円だろうと思い、カレーを会計のおにーさんに渡すと
「150円でいいよ、150円」
わが耳を疑うような値段。聞き間違いだと恥ずかしいので
一応多めに500円玉で支払うとやっぱり350円おつり。
この間後輩は、カレーにオムそば、海苔巻をつけて150円。
価格破壊もいいところです。その弁当屋のはす向かいに
カレーショップがあるのですが、そこで700円出して食べるのが
アホらしくなります。かくして今現在、昼食代は500円を超える事
がほとんど無い状態です。貧乏人にはありがたい限りです。
・・・ただ、問題なのは味がちょっと。
安さとうまさは反比例関係にあるようです。
by mkom00 | 2004-02-05 12:52 | 第1~100話
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