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第307話 或る朝の狼狽

なんだかんだと気が付けばもう今年最初の月は終わりです。
この分だと一年経つのは早そうです。
・・・月日が経つのが早く感じるようになると、年寄りだという事は
この際言いっこナシの方向で^^;

朝、目が覚めました。
外をみると太陽が出ていて今日もいい天気です。
さて、布団から出ようかな・・・・・・・あれ?
布団じゃない?
あれ?ベッド?

部屋を見回すと間取りは自分の部屋と同じですが、置いてある
家具が違います。当然布団愛用者の私の部屋にはベッドではなく、
壁際のチェストもありません。何より部屋の中の雰囲気が何となく
メルヘンチック・・・。

混乱してベランダに出てみると視線が高いです。
ウチは1階のハズなので、ベランダに出ると大家さん家の壁が見えるはずです。
ですが、見えるのは大家さん家の2階・・・って2階!?
更に身を乗り出すと、洗濯物が目に入りました。
・・・女性物の下着?
それもベランダ一面に。

なんだ!?何やら知らんがここは自分の部屋じゃない!
確か昨日は友人と夕食を食べて、そのまま送って帰ってきてすぐに
寝たはず。それもちゃんと自分の部屋で。
でも、この間取りからするとここは201号室。
マズイ、何やらマズイ!
一刻も早くこの部屋から逃亡しなくては!!
幸い服を着たまま寝てたみたいなので、そのまま玄関を開けて外へ!
階段を駆け下り、自分の部屋へ!!
はぁ、とりあえず一安心。。。
居間へ続くドアを開けて中へ入ると、そこは見知った我が家。
安心安心・・・って待てぇっ!!
ナゼ、コタツに入ってミカン食ってる知らない女性がいるのだぁっ!!

・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

はっ!!?
目が覚めました。
夢オチで申し訳ないのですが、起きた時はそれはもう混乱でしたよ。
こんな変な夢見るなんてアタマの中、腐ってるかもしれません。
そもそも、ウチのアパートの201号室は現在空室で、誰も住んでいません。
たまたま、昨日、借りる為なのか、その部屋を見に来ていた人がいて、
そのせいで201号室が気になったのかもしれません。

でも、こんな長い夢を見てるんですから目が覚めないわけですよ。
外を見たらもう太陽が傾きかけていた時刻。
夢を見ただけで休日は終わってしまいました。
有意義な過ごし方とは全く無縁ですね、こりゃ。
by mkom00 | 2006-01-30 00:21 | 第301~400話
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