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第1137話見上げれば星

知らない内にプロ野球の開幕がセ・パ合わせて12日になってました。
巨人首脳は苦々しく思ってるんでしょうね。
まぁ、巨人ばかりが悪者にされてますが在京各球団首脳だって早めの開幕を望んでいたようですし、ここはマスゴミの巧みな情報操作が働いたってことなんでしょう。
何はともあれ停電してる地域を尻目に煌々とライトをつけて試合、なんていう暴挙はなくなったわけです。
一応、めでたしめでたし、なのかな?

金曜から2日ほど風邪で寝込んでましたが、よく考えるとこの間に大きな地震が来てたら間違いなく逃げられず死んでたでしょう。
と、いうか何回か来た大きめの余震も全然気づいてませんでした。
何事もなかったことに感謝です。

そんな世の中と隔離されていた間にも時というものは容赦なく流れていきます。
なんですか?
原子炉周辺に溜まってた水が炉内の1000万倍だったとかやっぱり間違いだったとか。
あとは水の被害が広がってたり農作物があちこちで出荷停止だとか。

事態は悪化の一途を辿っているようにも見えますがこの苦境を一気にひっくり返す起死回生の改善策があるわけでもなく、右往左往してるだけのように見えます。
東電の発表にも信頼はおけず、政府はエダノが「アンゼンアンゼン」言っていたのが一転、自主避難を促したり乳児の水道水の摂取を控えるよう言ったり挙げ句の果てには「直ちに」危険はないといったようにやたら今すぐを強調するようになったり。
この国の安全とはいったいどうなってしまったんだか。。。

そんなものも一般庶民にとって始めは危機感を感じはしても喉元過ぎればナントヤラ。
緊急地震速報にだってそんなに反応しなくなったし、少し暗い街中にだって適応。
多分しばらくしたらニュースもそんなに気にも留めなくなるかもしれませんね。
元来飽きっぽいものなんですよ、大衆というものは。
いや、飽きっぽいとは違うか。
弓みたいなもんですかね。
弦をこれでもか、とピンと張り続けてたら段々緩んできたみたいな。
こういうときが危ない気がしますね。

まぁそんな中で唯一気に入っていること。
節電で街中が少し照明を落としたおかげで夜空の星がキレイです。
計画停電なんぞどこ吹く風な都心部は相変わらず電気を垂れ流すように使ってますが、郊外(お偉いさんの住む某武蔵野市は除く)では落ち着いたもの。
ふと夜に見上げるとなんだかゆったりとした気分になります。

これを機にライフスタイルを全体的に見直した方がいいんじゃないでしょうかね?首都圏人。
24時間365日。
眠らない街である必要があるんだろうか?
十分な睡眠は大事ですよ。
それは街にだって必要なんじゃないでしょうか?
ちょっと思ってしまいました。
by mkom00 | 2011-03-28 11:39 | 第1061~1070話
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